2025.5.29
議長選挙を終えて
~市民とともに進める議会改革への挑戦~
私は、令和7年5月27日に行われた小田原市議会議長選挙に立候補いたしましたが、結果として議長に選出されることは叶いませんでした。
今回の挑戦にあたり、陰ながら応援してくださった皆さま、そして改革の提案にご理解と共感を寄せてくださった議員各位に、心より感謝申し上げます。
私はこの選挙を通じて、「市民に開かれた、活発で信頼される議会」の実現を目指し、『議会改革マニフェスト2025』および『所信表明演説』により、具体的な改革の方向性を提案いたしました。
本マニフェストでは、次の「10の約束」を掲げました。
1 議会基本条例の検証と運用の改善
2 議会報告会の定期開催
3 議会の政策立案力・提言力の強化
4 委員会調査活動の活性化
5 会派の構成要件の見直し(3人以上の要件緩和)
6 議員間討議の導入
7 議会局の機能強化
8 「休日・夜間議会」開催の検討
9 行政視察の在り方の見直し
10 議会改革ロードマップの策定・公表
私は、これらの改革を一過性のスローガンで終わらせるつもりはありません。たとえ議長という立場ではなくとも、議員の一人として、今後も粘り強く提案を重ね、市民の皆さまとともに議会改革を進めてまいります。
今回の立候補に際して発表した所信表明演説の全文も、下記よりPDF形式でご覧いただけます。ぜひお目通しいただければ幸いです。
議会は、市民の声が的確に反映される場でなければなりません。今後も改革の歩みを止めることなく、まちと議会の未来を見据えた取り組みを着実に進めてまいります。
どうぞ、引き続きのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
小田原市議会議員 篠原 弘
令和7年5月30日掲載